About K−106

1999年に結成。
以降、数々のステージを渡り歩きながら精力的に活動を続ける、ファンクミュージックを基調としたインストゥルメンタルバンド。
2007年に大幅なメンバーチェンジを経るかたわら、自主企画の週間イベント「Kのるつぼ」を継続。ある意味、修行ともいえるこの企画は連続80週を超え、そのシチュエーションから誕生したバラエティ豊かかつ、インスピレーションに溢れた楽曲は、イベント開始以来、実に50曲を超える。

インストバンドとしての、歌ものにはない奔放さと、言葉を介さないが故に広がる垣根のない世界観。その柔軟性が持つ強みと、作品表現としてのハードルとを常に見くらべ向き合いながら、「るつぼ」をはじめとする自らの活動の中で着実な成長をものにし、ハイペースなリリースをも可能にしている。
同時に、表現手段の最高峰は「ライブ」にあるとし、ライブバンドとしてもストイックに、かつ自らをカテゴライズしないやり方で「K-106」という空間を構築し続けて来た。

それらはファンキーという骨組みを基に産み出された、Kという名の作法であり、そのレンジの広さ・表現手法・スピードなどの要素は総合的観点において他に類を見ない、独自のスタイルである。

インストだからこそ出来ること、そして日本人がファンクミュージックを演るということ、それらのテーマに対して真向から取り組み続ける中で生じる、バンドの継続的な革新そのものが、「ファンキー」であり、「K-106」なのだと思う。

ゆえに、我々に到達すべきゴールなど無い。

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