昨今の新型コロナウイルスの影響により、イベントが減って暇しております。
ぼーっとする訳にもいかないので、久しぶりにWEBサイトを充実させていこうと思いました。
ということで、いまさらですが、5度目くらいのブログ記事立ち上げ！
リーダーのヒロキがK-106の作品に関して、とりとめもなく語る感じにしようと思います。
まずは記念すべき一記事目になりますので・・・。「K-106で一番好きな曲は何か」でテーマを区切りましょうか。
全体で300曲以上（多分）の楽曲がありますので、選ぶのはなかなか難しいですね。
その日の気分によってまちまちですね。
僕自身は、演奏＆レコーディング＆ミックス等も行ってきましたので、全作品に精通しております。おそらく世界中で誰よりも一番詳しいはずです。
普段は自分たちの作品を振り返るようなことはあまりないのですが、定期的に聞き直したくなる曲があるので、そちらを今日のベストソングとします。
僕のお気に入り楽曲1位は
「METAMORPHONIQUE」2009年3月発売 EP MMPQ1より
でででん！とマニアックな曲ですが、なぜかこの曲はたまに聞きたくなる時があります。
ざっと、当時の状況を振り返ってみましょう。
2009年当時のメンバー編成は、As.啓太郎 / Ts.ippei / Tb.ターザン / Gt.Hiroki / Ba.Morisun /
Key.Tom（Tigerlily）/ Per.Ino3 / Dr.Naoki 。2005年より続く毎週火曜日の「Kのるつぼ」に加えKのるつぼ渋谷編も月に2回（第2、第4木曜）行っておりました。おそらくKのるつぼ第4期~第5期あたりの時期かな・・・？
このころまでは毎週火曜日、新曲作成＆リリース＆ライブで発表など、とにかく新作を作っては発表しまくるという活動でしたが、数点、悩ましい問題がありました。
「じっくりと一つの作品作りができない」
「たまにしょうもない曲ができるｗ」
「録音が雑になる」
などなど。当時は既にスタジオ録音盤は何作品も作っており、いままでとは違ったアプローチをということで、一発録り録音（ダビングをしない）に傾倒していた時期でした。
色々なことを試行錯誤する毎日の中で、僕が一番気になっていたのは、音質的なクオリティが納得いかない事でした。
そもそも自分たちの録音作品を、数多の名盤と比べてしまうこと自体がおかしいのですが、、、ついつい比べてしまうものなのです。売値は似たようなものですから。
圧倒的に音質が足りていない。
予算の問題はあります。
恐らく1000万を超えるであろう予算の名盤、かたやなけなしの数万円の予算で作った作品。楽曲はさておき、音質でも同クオリティを目指すというのは虫が良すぎます。
ただ、こんな予算面の愚痴をくどくどとお伝えしても、世間に充分納得してもらうまで説明することは不可能だ。。。と思い辺り、そこらへんは潔く切り捨てることにしました。
音が割れようが、電車が通ってようが、間違えたコードを引いてようが、関係ない。
バリエーションを示すんだ！そんな感じでした。
2009年当時、音楽は無料化の流れをたどっており、そんな流れに対して憤りや不安を感じておりました。このリリーススピードは、当時の時勢に対する自分たちなりのアンチテーゼだったわけです。
と、Kのるつぼの録音における理念を熱く書きましたが、とにかく、そんな勢い重視の録音物を大量に作っている中で、久しぶりに腰を据えて（といっても一月に1枚のEP×6枚連続リリースですが）作ったものが本日の楽曲です。
これはまったく、ファンクの曲ではないですねw
タイトルのメタモルフォニックが示すものは、「音の進化」です。
録音に関していえば、手前味噌ですが自分のギターにデジタルな逆回転をかけているのが、ポイントですかね。特にGtソロにはそんなテクニックもちょくちょく加えて、面白い効果を狙いました。
ベースとキックドラムの感じも引き締まった音になり、音響的にもお気に入りですね。Tomの鍵盤も不思議な感じで良いです。
後半部分の曲調が変わる部分は、もう少しスムーズに盛り上げたいところですが、まあいまさら言ってもwですね。
出来た当時はつかみどころがない曲と若干思っておりましたが、案外そんな感じでちょうどよいのかも・・・と日がたつと改めて思います。
この6枚つづきのEPは一月に一枚。1曲新曲・ライブレコーディング1曲・セルフカバー曲1曲・Tomのセルフカバーリミックス曲1曲というラインナップでリリースしていました。
せっかくなので、Tom（Tigerlily）のリミックスも載せましょうか
「Frantic Volcano (Tigerlily mix)」 EP MMPQ5より
このリミックスはしばらくライブのオープニングSEとして使ってましたね！めっちゃかっこいいですね！Tom改めてナイスですね！
という感じで、もろもろ特にKの録音物に関するあれこれを、だれが見るとも知れず、勝手に言いたい放題解説するのは楽しいですね。
文章にすることで、より客観的になれた気がします。いい機会ですし、ちょくちょく音源解説は続けていきたいと思います！
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